ハンドボールを初めて観たとき、こんな疑問を持ったことはありませんか?
「あれ? ボールパーソンっていなくない?」
サッカーやラグビーでは当たり前の存在なので、そう感じる人は多いはずです。
でも実はこれ、ハンドボールという競技の特性をよく表したポイントなんです。
結論:ハンドボールにはボールパーソンはいません
結論から言うと、
ハンドボールには基本的にボールパーソンはいません。
これは運営が簡略化されているわけでも、人手不足でもありません。
意図的に「いない」競技なのです。
なぜボールパーソンがいないの?
理由はとてもシンプルで、試合スピードを最優先する競技だからです。
ハンドボールは、
- 攻守の切り替えが非常に速い
- 得点後もすぐに再開する
- 試合が止まる時間を極力減らす
という特徴があります。
そのため、
人がボールを拾って渡す時間すら省く設計になっています。
ボールが外に出たらどうするの?
ボールがコート外に出た場合でも、試合はほとんど止まりません。
理由は、
コート周囲にあらかじめ予備ボールが置かれているからです。
- ゴール裏
- サイドライン付近
- ベンチ周辺
などに複数配置されており、
選手自身が近くのボールを取って、そのまま再開します。
予備ボールは国際大会や一部リーグ戦では常設されることが多い一方、
日本選手権のような大きな大会でも、会場構造や安全面の理由から常設されない場合があります。
初めて観ると
「もう始まってる!」
と驚くほどテンポが速いです。
笛を待たずに再開できる場面もある
ハンドボールでは、
- スローイン
- クイックスロー
など、審判の笛を待たずに再開できるプレーがあります。
このルールと
「予備ボール常設」
が組み合わさることで、ハンドボール特有のスピード感が生まれています。
係員はいるけど「ボールパーソン」ではない
もちろん、まったく誰もボールを拾わないわけではありません。
- 観客席まで飛んだボールの回収
- 試合が落ち着いたタイミングでの補充
などは、大会スタッフが行います。
ただし、
サッカーのように
「常に構えて、すぐ投げ返す専門役」
というボールパーソンの役割はありません。
他競技と比べると分かりやすい
| 競技 | ボールの扱い |
|---|---|
| サッカー | ボールパーソンが供給 |
| バスケットボール | 審判・係員が管理 |
| フットサル | 審判+予備ボール |
| ハンドボール | 選手が即再開 |
ハンドボールは、
「止まらないこと」を前提に作られた競技だと言えます。
知ると観戦がもっと面白くなる
「なんでボールパーソンがいないんだろう?」
この疑問が解けると、
ハンドボールの見え方が一気に変わります。
- 展開が速い理由
- 選手の判断力の凄さ
- 体力消耗の激しさ
こうした部分が、よりリアルに伝わってきます。
PLAY KUMAMOTO HUB的まとめ
ハンドボールは、
ルールを少し知るだけで一気に面白くなるスポーツです。
「ボールパーソンがいない」という素朴な疑問も、
競技の魅力につながる大事なポイント。
PLAY KUMAMOTO HUBでは、
これからも
知るとスポーツが楽しくなる切り口で発信していきます。

